セカンドイメージ

こうのとり3号機の成功によって確立した量産体制

キロボは宇宙ステーション補給機・こうのとり4号機に積載されて、国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれた人類初のロボット宇宙飛行士です。東京大学や株式会社ロボ・ガレージなどが中心で開発が行われました。打ち上げが行われたのは2013年8月で、打ち上げから6日後にISSに到着、それから11日後に実験棟・きぼうで起動および発声実験に成功しました。その第一声は「2013年8月21日、未来の希望へ、ロボットの第一歩です。」というものでした。同年の12月にはISS滞在中の宇宙飛行士・若田光一との会話実験も行いました。そして、こうのとり4号機で打ち上げられてから約1年半後の2015年2月にドラゴン宇宙船5号機に積載されて、地球に帰還します。キロボの帰還後の第一声は「地球はまるで青色LEDみたいだった。輝いていたよ。」というものでした。同年3月に帰国報告会を行い、同時にギネスワールドレコードから、地上から一番高い場所から対話したロボット、初めて宇宙に行った寄り添いロボットのギネス世界記録認定を受けました。

こうのとり4号機のミッション成功

地球に住む人間にとってあこがれでもある宇宙ですが、最近では日本人宇宙飛行士の活躍もあり日本人にとっても身近なものになってきています。 種子島にある日本最大のロケット発射場である種子島宇宙センターでの打ち上げには、多くの人々が見学に訪れその様子がニュースで報道されています。... もっと読む